Revvity Signals SoftwareとScitara社、戦略的パートナーシップを拡大し、ラボのデジタルトランスフォーメーションを加速

  • 提携を拡大し、iPaaSを利用した独自のデータ統合アプローチで、ラボの研究の生産性を向上

  • Revvity Signals Software、Scitara Digital Lab Exchange DLXTM技術を搭載した新たなラボ統合製品をポートフォリオに追加

7月27日午前8時(米国東部夏時間)

マサチューセッツ州ウォルサム―(BUSINESS WIRE社)―Revvityは本日、Revvity Signals Softwareが、科学業界向けクラウドベース ソリューションの世界的大手プロバイダーであるScitara社と戦略的パートナーシップを締結したと発表しました。両社は協力して、ラボ環境のデジタルトランスフォーメーションを加速するためのテクノロジーを提供し、バイオテクノロジー・製薬・化学産業界の研究開発チームの横断的研究に変革をもたらします。Revvity Signals Softwareは、新たに「Signals Digital Lab Exchange」を製品ポートフォリオに加えました。これにより、Scitara社のDLX™技術を既存のRevvity Signalsプラットフォームと組み合わせて、Signals Research Suite™との間の科学データの高速なやりとりを実現します。

今回、追加されたScitara DLX™の機能は、Revvity Signals Research Suiteを利用するお客様が、ラボのエコシステム全体を通して真のデータモビリティのメリットを享受し、科学研究の効率を劇的に向上できるように設計されています。Revvityは、全世界のセールス・サービス・サポート チームを通じてScitara DLX技術をエンドツーエンド ソリューションでお客様に提供します。

研究開発の生産性を向上

2022年4月以降、Scitara社とRevvity Signals Softwareは共同で、初の科学分野向けiPaaS(integration Platform-as-a-Service)となるScitara Digital Lab Exchange DLXを介して、研究開発チームが複数のラボを完全に連携できるよう支援してきました。RevvityとScitara社は、この協力関係をさらに進め、Scitara DLXをRevvity Signalsプラットフォームに取り込み、相互接続性をさらに高めることによって、これまで互換性のなかった機器・システム・リソースを、一貫性・拡張性の高いクラウドベース環境で統合し、ラボのデジタルトランスフォーメーションをさらに加速させてまいります。

Scitara社CEO 兼 会長のアジット ナグラル(Ajit Nagral)氏は、次のように述べています。「今回の関係強化がもたらす革新的な技術には、真に繋がったモダンラボ構想の実現を目指す研究開発チームに適した、本当の実力と可能性が備わっています。Revvity Signals Research Suiteが幅広く採用され、その利用範囲が拡大することで、より多くの研究者がScitara社のクラウドプラットフォームと使いやすいサービスを利用するようになり、真のユニバーサル接続を通して生産性を向上できています。今回の関係強化により、Scitara DLXは、インフォマティクスや機器のベンダーに選ばれる統合型プラットフォームとしての地位を、さらに強固なものにしました。」

データを洞察に変える

インダストリー4.0やラボのデジタル化という新しい取り組みにおいて、科学者たちはシームレスに連携してアイデアを共有し、データから重要な洞察を引き出さなくてはなりません。そのためには、データの適切な取り扱いと保管が最も重要になってきます。

Scitara社のDLXテクノロジーでは、統合型iPaaS環境に設置された既存の機器やシステムのコネクタを通して、データフローとデータ管理を企業規模で行うことができます。Revvity Signals Research Suiteに組み込まれた機能を併用することで、例えば、運用やアーカイブ、AI活用型データリポジトリへのローカルファイルや機器出力データのアンロードなどの、非常に複雑なデータモーションも調整できます。

Revvity Signals SoftwareのSVP 兼 ゼネラルマネージャーのケビン ウィロー(Kevin Willoe)は次のように述べています。「組織が機械学習と人工知能の恩恵を受けようとするならば、分析に対応できるリポジトリにデータを迅速に統合・管理・アノテーションする能力が不可欠です。もはや、これは未来のラボの話ではありません。Revvity Signals Research SuiteとScitara Digital Lab Exchangeを組み合わせることにより、データをナレッジに変え、迅速な意思決定を促す新たな洞察を研究者に提示し、結果として製品発売までの期間を短縮できます。」>

Scitara社について

Scitara社は、ライフサイエンス業界向けに、業界専用のクラウドベース型プラットフォームとソリューションを提供する世界的なプロバイダです。マサチューセッツ州に拠点を置くScitara社は、その数十年の経験で科学ラボのデジタル化の問題を解決に導いています(Meet the Modern Lab™)。

Scitara社のオープンなクラウドベースのDLX™が、どのように設備の接続性、ワークフローの自動化、科学的発見の加速に役立つかについては、こちらのウェブサイトをご覧ください。

Revvityについて

Revvityでは、「不可能」とはインスピレーションであり、「できない」が行動のきっかけとなります。そして、発見から開発まで、診断から治療までの全ワークフローを対象に、健康科学ソリューション・テクノロジー・専門知識・サービスを提供しています。また、ヘルスケアの中でも特に、トランスレーショナル マルチオミクス技術・バイオマーカーの発見・イメージング・予測・スクリーニング・検出・診断・インフォマティクスなどの重点分野で対応可能なことに変革をもたらしています。

2022年の売上高は30億ドル以上となり、11,000人以上の従業員数を有するRevvityでは、製薬・バイオテクノロジー・診断に関わるラボ・学術機関・政府機関のお客様を支援しています。S&P 500の構成銘柄であり、190か国を超える地域にお客様を抱えています。

NewsroomLinkedInTwitterYouTubeFacebook ・Instagramを是非フォローいただき、最新情報をご確認ください。

お問い合わせ

Chet Murray     
(781) 462-5126     
chet.murray@revvity.com